インターネットの普及により、雑誌の講読が減っているのは明らかですしその流れは新聞にも及んでいます。twitterをはじめてからは、さらにその動きは加速してきました。

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なんせ、数十人の各界の有識者をフォローしているだけで、その業界の必読情報がつぶやかれます。興味があればリンクを踏んで見に行けばいい。iPhoneで見るようになってからはよりその流れは加速してきました。なんせ持ち歩けるしソフトバンクの3GかWiFiに繋がれば、いつでもどこでも購読が可能。さらにブログリーダーアプリを入れていれば、メールチェックとそれらだけで、移動時間は全て埋まってしまうようになりました。

おかげで雑誌や新聞を見るのは、飛行機での移動中だけになってしまいました。しかも最近忙しいので飛行機は仮眠の時間になることが多い。車の中は未読の雑誌だらけになってしまい、仕方なく雑誌を読むスタイルを変えざるをえなくなりました。以前は隅から隅まで読んでいたんですけど、気になった記事だけにすることにして、読む時間を相当短縮しました。新聞はもう時間的に読めません。

と、私は時間がインターネット、特にtwitterやブログに取られるようになってしまったので、購読をストップする方向に行っているのですが、その話をするとさらに経済的理由で雑誌の購読が停止されていく方向にあることが分かります。

例えば、子供が出来たので教育費のために旦那のお小遣いが減らされ雑誌の購読を止めてしまった人は相当多いらしい。あるいは1つか2つの雑誌に絞るようになってきている。確かに一冊350円 x 4 = 1400円/月はそれなりの出費であり、最近のデフレ弁当なら4食分になってしまいます。

さらに、新聞も月の購読料が3000-4000円程度でしょうか。これも特に若い層でリストラされつつあります。販売店も無理して未購読の家庭の郵便箱に新聞を突っ込んだり、3ヶ月無料キャンペーンをごり押ししたりしているようです。これは末期症状になってきているという証拠でしょう。これからますます日本の経済状況は悪くなってくるはずですから、真っ先にインターネットに代替できる新聞・雑誌の淘汰は続きそうです。

さて、12/14のお昼から日本外国人特派員協会で「パネルディスカッション: 検察の権力とメディアの現状 Karel Van Wolferen氏、郷原信郎氏」やります。ニコニコ動画ホリエモンチャネルでたぶん録画放送やります。

あと、夜19:00-から新宿ブックファーストで「『「希望」論』刊行記念 堀江貴文氏トークイベント&サイン会 at ブックファースト新宿店・1Fブルースクエアカフェ内イベントスペース」やります。


んで、最近献本受けた本。最初のほうだけ読んでみたんですけど、結構おもしろそう。

ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話
マネー・ヘッタ・チャン
経済界
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著者の名前が、「マネー・ヘッタ・チャン」ってのも笑えます。